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個人破産ないし自己破産の概要

倒産制度というものが、手続法(民事訴訟法といった、権利実現に関する手続きを定めた法律を意味する、法学部上の概念です)として実定されています。
これは、借金を返せなくなった個人あるいは、事業を継続できなくなった会社等の法人が利用する制度であり、地方裁判所が選定した管財人等によって、債務整理をするものです。
 個人を対象とした倒産制度では、自己破産ないし個人破産があります。
個人が、債務不履行等の事件を担当している管轄地の地方裁判所に申し出をすることにより、借金を整理する制度です。
自己破産においては、制度を利用する場合は予め何か問題点はないか、それに、どういった利点があるかを把握しておく必要があります。
租税債権や担保付きの債権に関しては、免除の対象とはならないとされます。
また、自己破産するのが、例えば、「農家で使用人を雇っている場合、使用人が報酬を請求したとき」は、個人破産手続きをする農家は、一定の財産を競売に掛けられることになります。
 個人破産をした場合は、借り入れが5~10年はできなくなり、住所や氏名が官報に掲載されたり、士業者や施設警備員といった仕事には免責決定がされるまでは就けない、ということになります。
官報に個人破産者が載ることですが、これは法律で認められています。
また、個人破産の利点としては、破産者が給与を得ている場合はその債権が強制執行の対象外となることになります。

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